bluecafe日和

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オンライン誕生会

今日は母の81歳の誕生日だ。

母と私は干支が同じ。ふた周り違いなので計算しやすい。笑

神戸には行けないし、呼ぶこともできないので日曜日に息子達3人に声をかけてみんなでオンライン誕生会をした。

zoomのフリーアカウントは40分の時間制限があるので、skypeを使うことにして、早めにリンクを送った。案の定母から入れない〜〜ってことになりライン電話しながらやってみる。

うまくいかない。なので、zoomに切り替えた。zoomは以前時間をかけて練習して何度か使っているので安定。zoomで話しながらskypeアプリの解説をしたところ

skypeアプリをiPhoneにダウンロードするときに指紋認証をリクエストされた際、なんとスカイプの画面に指紋をぎゅうぎゅう押していたらしい。wwwww

やってくれる。笑える。難しくてわからんわ^^^と言いながらiPhoneと格闘。

無事インストールできましたとさ。

 

結局40分ごとに切れては入りなおし、を繰り返しながら進行し、孫達からおばあちゃんにおばあちゃんの良いとこメッセージを贈り、母も感激してくれていた。

当日に合わせて私からは花束、孫達からということで長男がワインを2本手配。母にはワインを開けてもらいながら、次男はYouTubeみたいな画角で夕食作り実況からの晩ご飯食べながら、遅れて参加の長男もピザ食べながら、そして稽古帰りでひもじく水だけ飲んでた三男を見かねて、長男が東京から出前館でお寿司をオーダー。zoom中に関西の三男宅に到着。めでたくお寿司にありつけた、という。

イマドキだ〜〜笑 実におもしろい(まちゃ風に)

それにしてもうちの息子たち、本当に良いやつらだ。マジ。

もう離れてるから仲良しの若い友達、てきな感覚で本当にいい奴らだなあ〜〜〜とつくづく思ったのでした。

 

そんな孫たちにお祝いしてもらって幸せ寛解なはずなのに、

母は、なんでもすぐにすっきり理解できないことに落ち込む。zoom中も何度か。

歳をとってからネガティブ思考に拍車がかかってる。完璧主義の人はそうなんだろうか。私なんて、ヌケサク前提なので、なんでもそうだけど完璧にできるとハナから思ってないから、失敗したら、やってもた〜で反省して対策するんだけどね。

81でスマホ使ってるだけでもたいしたもんだよ〜といつも言うんだけど、誰と比べてるのかいつも自分はダメだと口にする。

いや、きっと、すごいよ、って言って欲しいんだよなあ。承認を求めてるんだと思う。でもそれは私じゃ効果がないらしい・・・

 

私は何年か前に母のガラケーが壊れた時、スマホにするように勧めた。わからなかったら当時実家に下宿していた三男になんでも聞けばいいから、と。三男も設定だのなんだの、おばあちゃんに丁寧におしえていた。新しいことに挑戦して頭を使うことは、年齢が上がるほど大切だと思ったから。時代はどんどん進む。かくいう私も、職場ではほぼ最年長だ。宣伝販促は今やSNSなしでは成り立たない。デバイスやツールが進化するということは、思考も進化するってこと。

私は好奇心旺盛でなんでも自分でやってみたいタチなので、新しいものはなんでも手を出してみて、楽しんでるんだけど、思考やシステムの進化のスピードについていくのには正直息切れしそうになる。笑

 

81歳になる母は、30年以上テニスを続けてきたのに(私は母がテニスを続けていると言うことが自慢だったの)、コロナでテニスクラブも退会してしまい、ずっと家にいるのでやっぱり弱ってきている気がする。老人こそ、ほんの少しで良いから外的刺激が必要だと思う。くだらないことを話す。出かける。外の空気に触れる。感じる、思う、考える。そんな普通のことがきっと若い人たちより何倍も大切だと思う。

退会にはすごく反対したのに、弟は調子に乗って骨でも折ったら大変だから辞めさせた、という。今でも腹たつ。何にもわかっていない。居場所が大切なんだってこと。

 

老人ホームや介護施設ももちろん大切だけど、家にいて出かけられないシルバーな人たちも心配だ。ズームお話し会とかやってあげたいなあ。使い方からおしえてあげて。

 

今日はなんだかつらつらになってしまった。

いろいろ思うなあ。

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コロナ時代に

カンブリア宮殿星野リゾートの星野社長が出演。コロナで大打撃を受けている観光産業がテーマ。星野リゾートの社員の方達が知恵を出し合って取り組む様子を紹介していた。

星野社長は、コロナが落ち着くのにはまだ数年かかること、そしてこの先ずっと共存していかなくてはならない中で、コロナ前と同じには戻らないと断言。5月には星野リゾートが倒産する可能性を試算して社員と共有したとのこと。その上で、利益は出なくても、なんとか生き残っていくことを模索するとおっしゃっていた。

特に、強調されていたのが「人材を維持して生き延びる」ということを何度も口にしていた。数字をなんとかキープしても、人材が残らなければその先の成長は見込めないと。

ほんとうにその通りだと思う。人を育てることがどれだけ大変で重要なことか。

 

こういう日本中、いや世界中が非常事態のときの経営者の言葉はとても大切だ。

一部の業種はコロナ景気とも言われ売り上げが上がっているようだけど多くの企業はみな緊急事態だということは誰でもわかっている。そんな中で、会社=経営者が社員のことを大切に思っているかどうか、がはっきり見えたと感じている人も多いのではないかと思う。

先日、直営店舗の店長と5ヶ月ぶりに会って話したけど、どこかの社長、元々人材育成なんてこととは無縁で、気分と好き嫌いで採用も首切りも、人事を私物化してきた社長。その感覚が合っていれば問題ないんだけど、まあ、これだけ人を見る目がない経営者も珍しい。そしてさらにこの緊急事態に、さらに混乱が増したのか??と思われる発言や対応の数々を聞いてびっくり。まあ、私の休業放置状態も結構なものではあるんだけど。笑 年齢のせい?いやいや違う。

星野社長、1960年生まれだから、還暦だ。年齢ではないのよ。要は人間性

こういう事態になって、企業の姿勢が問われていくはず。計画通りに右肩上がりに成長することが見込めなくなり、第3波、第4波と不安定な状況が続く中、これまでとは違う角度で雇用関係を見つめ直す人がたくさん出てくると思う。特に若い人たちに。

今日、マザクエ関係で中小企業の経営者の方々とミーティングをした。彼らは、従業員がいい会社に勤めていると思ってもらえることが会社の繁栄に不可欠だとおっしゃっている。

星野社長もしかり。危機に直面したとき全員で力を合わせて知恵を出し合い、乗り越えていく。コロナのように人間の力が及ばない敵を乗り越えるには特に、だ。

人を大切にしない企業は淘汰されていく。数字だけを見て人を見ない会社に幸せな将来は来ない。

ほんとうに大切なことは何か。

 

 

 

ドラマ『グレイズアナトミー』

NYにいた時、英語を聞き取れるようになるにはテレビが一番だと思って

家にいる時はほぼ一日中テレビをつけていた。特にNY1というローカルニュースチャンネルは同じニュースを何度も繰り返して放送するので、聞き取れなかったところを確認できて日々の生活には欠かせなかった。

それともうひとつ。ドラマ好きの私は、いわゆる昼メロを欠かさず見ていた。アメリカのドラマって、人気があったら何クールもず〜〜〜〜っと続けて延々シーズンが続いていくので、まあ、どこから見ても大丈夫。笑

昼メロも毎日見ているとだんだん事情も把握し、話し言葉も聞き取れるようになってくる。ただ、内容は大きくは変わらないのね。韓国ドラマとはまた違った方向で、男女の愛憎、裏切り、人種問題が絡んで続いていく。で、昼メロに飽きた頃から、ちょっとレベルアップしていわゆる人気ドラマを見るように。

まずはちょうどNYにいた頃に始まった『ER』にどハマり。そう、ジョージクルーニー様よ〜〜

まだ若くてあのちょいとはにかんだ笑顔と、ハスに構えて話すセリフがもう〜〜たまらんかったっす。シーズン1から延々と見続け、帰国してもケーブルテレビを契約して見ておりました。もうひとつ、『Brothers & Sisters』も帰国後どっぷりハマったドラマです。これは本当に名作!

で、話はブログタイトルの『グレイズアナトミー』に。

これもERと同じアメリカで人気のシカゴの大病院を舞台にしたヒューマン医療ドラマ。

同じ医療ドラマでも日本のそれとは違うんだよなあ〜と思ってたら、『アンサング・シンデレラ」はちょっといい感じ。

私が一番感じる日本(や韓国)のドラマとアメリカのドラマの大きな違いは、出演している俳優の多様性。

肌の色や人種、国籍はもちろん、ジェンダレス。見た目もモデルみたいな俳優ばかりじゃなくてふとっちょさんや、お世辞にもスタイルがいいとは言えない俳優さんたちがメインキャストとして素晴らしい演技をしている。そして私が一番好きなのは、エイジレス。何歳になってもちゃんと恋愛エピソードが描かれてる。

日本で見れる最新シーズンはシーズン15。シーズン14だったかな、70歳の女性と20代の男性消防士の恋の話は感動した。女性の息子は反対するんだけど若い消防士は彼女のことを熱烈に愛してる。もちろんセックスもしてる。(ということがちゃんとドラマで描かれてる)そしてそれがとても自然。シーズン15も、推定年齢60才〜のリチャードとキャサリンの夫婦の関係やベイリーと旦那との愛とかとかもう、本当にリアルで。大好きなドラマ。Amazonプライム、お金使ってまする・・

 

日本人は、ある年齢、まあ50歳位を境に恋愛、たとえ夫婦であってもそういう感情や関係をあまりきれいなものとしないところがあるように思う。そういったことは若くてきれいな人だけが語ってもいい、みたいな。

でもね、違うと思うんだよな。幾つになっても人は変わらないんだよ。誰かを愛しいと思ったり恋しいと思ったり。そういう感情は破廉恥で(ちと古いか笑)恥ずかしいと感じてしまうのってなんか不自然だよなあ。

と言いつつ、自分自身もそういう価値観があるのは否めないから困ったもんだ。